気分障害の種類

疾患解説

気分障害の種類 とは

単極性うつ病と躁うつ病
うつ症状のみが見られる場合、単極性うつ病
一度でも躁状態がみられれば躁うつ病
単極性うつ病と躁うつ病は生物学的に違った病気と考えられています。
しかし実際に躁状態が見られる前にどちらかであるか診断するのは困難です。

双極性Ⅰ型とⅡ型
躁状態をⅠ型とⅡ型にわけて考える場合があります(米国精神医学会DSM-5)
Ⅰ型はより高度な躁状態で社会生活に障害がみられるもの
入院を要する場合があります。
Ⅱ型はより軽度の躁状態であり社会生活への症状は軽いものです。
DSMの診断基準ではⅠ型は1週間以上、Ⅱ型では4日間以上の持続を要するとされるが持続だけでは区別は困難です。

気分変調性障害
うつ病の症状の診断基準をみたさない軽度の抑うつ症状が持続する
あきらかな病相期間が認められにくく数年以上持続することがある
従来抑うつ神経症とよばれていたものに相当する
性格的、環境的な要因の関与も大きい場合がある

非定型うつ病
定型的なうつ病とは異なった特徴をもつという意味で使われます。(新型うつとは違う)
楽しいことがあれば気分が明るくなります。(通常のうつ病はそうではありません)
過眠
食欲増加
手足が鉛のように重い
人から拒絶されることに敏感

季節性うつ病
特定の季節と関係してうつ状態が発症
多くは冬に発症し春に回復するが、夏に発症することもあリます。
毎年くりかえすこともあります。
過食、過眠をみとめることがあります。
食の好みも変わり甘いものが欲しくなることがあります。

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