注意欠如多動性障害

疾患解説

注意欠如多動性障害 とは

不注意、多動性、衝動性という3つの症状で特徴づけられます。
どの症状が優勢かにより多動衝動性優勢型、不注意優勢型、混合型の3つに分けられます。
 子供の時から落ち着きがない、忘れ物が多い、宿題が終わらない、遅刻が多いなどの傾向が見られていますが、成人になってから初めて障害が明らかになってくるケースもあります。最近ではマスコミやインターネットの情報で自分からADHDではないかと考えて受診されることが増えています。しかし成人期になってからの診断は子供の時の情報を得ることが難しいこと、ADHDがその人の発達にどのような影響を与えてきたか、ADHDの影響で後から加わった病気がある場合の鑑別の難しさなどが多くの要因が関係しており現在も研究段階であり決定的な診断法が確立されているわけではありません。
不注意症状
 綿密に注意できない、ケアレスミスが多い
 人の話を聞くことができない、上の空で聞いている
 作業に関する指示に従えず、作業を途中で投げ出してしまう
 課題や活動を順序立てることが困難である
 締め切りに間に合わない、遅刻が多い
 必要なものをよくなくす、どこにしまったかわからなくなる
 外の刺激によりすぐ気が散ってしまう
 日々の活動で忘れっぽい
多動性症状
 手や足をそわそわ動かしたり、椅子の上でもじもじする
 座っていなければならない時でもすぐに席を立つ
 騒々しく騒いだりおしゃべりする
衝動性症状
 人の話をさえぎって口をはさむ 
 行列の順番を待つことが苦手
 人の仕事の邪魔をしたり割り込んだりする

Information 医院案内

医療法人社団横山クリニック

東京都豊島区北大塚2-2-5
晴和ビル6F
JR山手線「大塚」駅 北口より徒歩1分

  • クリニックのカウンセリング
  • 即日結果がわかる脳波検査
  • 診療費のご案内 Medical expenses
  • スタッフ紹介 Doctor & Staff
  • アクセス情報 Access information